set株式会社で働く、
工場長からのメッセージ

技術班の長として各案件を把握し、製作チームとスケジュールを管理。

デザイナーや代理店から来た図面を元に、セットやディスプレイの製作をしますが、同じものを作ることはほとんどありません。
1枚の壁を作るにしても、どういう仕上がりを求められているのか、使用目的は何か、どれだけ耐久性がなければいけないのかなど、案件によって素材も作り方も変わってくるからです。

たとえば使用目的がCMやミュージックビデオの撮影用なら、1日もてばいい。一定方向からの撮影なら、画面に映る面だけを作ります。使用目的がイベントなら、そのイベントの日数や設置される場所を考慮して作る。それぞれの案件にあわせて一番いい方法を検討し、方向性を決めてチームで取り組むのです。

私は、営業が受注した各案件に対して全体を把握して親方を誰にするかという割り振りを決めてチーム作りをし、親方に指示を出してスケジュール管理をする。それが主な業務です。

案件ごとに異なる製作パターン。
ハードな半面、常に新鮮で面白い。

この仕事の面白さは、常に違うことをやっているということ。基本的なベースは同じでも、入ってくる案件は1つ1つ、その都度、新しい作品を作っていくパターンが多いという印象があります。

私は、もともと家具職人でした。作っていたのは完全受注生産のオーダーメイド家具、つまり一生ものです。方やこちらの業界というのは、撮影のセットなら撮影が終われば廃棄してしまい、それで終わり。真逆なことをやっているなという感覚が、当初はありましたね。

時間をかけて作り長く使う作品と、特定の期間に決められた場所で使う作品。どちらも価値あるものだと思います。ただ私個人としては、毎回、大きさも、形も、仕上げも、全部違うので、そういう意味では飽きない(笑)。たいへんな部分もあるけれども、常に新鮮で、面白い仕事だと感じています。

モノづくりに興味があれば、未経験でも、個性を生かして働ける。

この仕事は、現場であちこち動いたり、重い物を移動させたりすることもあります。また細かな作業をしたり、コンピュータで図面を引いたりすることもあります。ですから、ある程度体力や、それなりの知識が必要なこともあるでしょう。けれども欠かせないのは、モノづくりが好き、興味があるという気持ちです。実際に「今まで、何も作ったことないんです」と入社したのに、教えたらあっという間に戦力になった。伸び代がすごくあったんでしょうね。

技術者は職人気質で上下関係が厳しいとか、堅苦しいという印象があるかもしれないですけれど、そんなことはありません。風通しが良いというか、わりと自由に個性を活かせる環境だと思います。「私はこれが得意です」といえば「そうだよね。じゃあ、やってみなよ」と、自然に受け入れてくれますし、わからないことがあれば気軽に聞くこともできますからね。会社の雰囲気は、抜群に良いと思いますよ。

先輩からのメッセージ

モノづくりに興味がある人と仕事がしたいですね。たとえばDIYが趣味、あるいは組み立て家具を作るのが得意、インテリアを買ってきてちょっと改造するのが好き、そんな感覚で良いと思います。あとは、だんだん覚えていけば良いのですから。